サッカーのAFCアジアカップ決勝トーナメント1回戦が2024年1月30日、カタールで行われ韓国がサウジアラビアをPK戦の末に破りベスト8を決めた。韓国は1点ビハインドの後半アディショナルタイムに同点とし延長戦に突入。延長戦でも決着がつかずPK戦となり韓国が4-2で制し劇的な逆転勝利を飾った。
1次リーグF組1位のサウジアラビアを相手に劇的な逆転勝利を飾った代表チームの活躍を地元メディアが一斉に速報。複数のメディアが試合中のサウジアラビアのマナーの悪さを指摘し、「韓国は結果だけでなくマナーもきっちり勝利した」などと報じた。
サウジは先制点直後に「ベッドサッカー」発動
スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)は「サウジアラビアは1点をリードすると『ベッドサッカー』を発動した」と厳しい論調で伝えた。「ベッドサッカー」とはサッカー用語で、ファウルを受けて転倒した選手が時間稼ぎのためになかなか起き上がらない行為を指す。
同メディアは「韓国選手の体が触れるだけでグラウンドに倒れた。治療を理由に1から2分間、横になることが多く、韓国の攻撃が激しくなると中東特有の『ベッドサッカー』はさらに激しくなった」と強調し、後半アディショナルタイムに韓国が同点に追いついたことで「ベッドサッカー」を打ち破ったとした。