デジタルギフト、4人に1人が利用 男性と女性で贈り方が違う?オシャレな使い方を専門家に聞いた

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50、60代女性が、20代女性より知っている秘密

   J‐CASTニュースBiz編集部は、MMD研究所の調査担当者(女性)に話を聞いた。

――「認知」について疑問があります。デジタルネイティブ世代の10代男性は2位にきたのは当然として、最もデジタルに疎いはずの、60代女性が1位、3位に50代女性という結果が理解できません。

担当者 60代であればデジタルに疎いとはいえ、多くの人がPCやスマホを利用しています。この調査もインターネット回答なので、通常のシニアより少しデジタルのリテラシーは高いという文脈も考えられます。

また、50代・60代女性は贈り物文化の中で、お中元・お歳暮などシーズンギフトを贈る・受け取るタイミングが多い人々です。また、年齢層が上がってくるとプレゼントを渡したい相手(子や孫など)に直接会える機会が少なくなっているし、企業が提供するアプリの特典としてもらえたものをギフトとして認知して回答されたケースも考えられます。

――なるほど。それで納得しましたが、スマホの利用率が最も高く、お互いのプレゼント交換でも最も利用している頻度が高いと思われる20代女性の認知が最低なのは驚きです。30代女性も低いですし、同世代の女性としてどう思いますか。

担当者 内容理解度を見てみると、女性の中では10代が45.7%、20代が42.2%、30代が36.6%と若年層から順に高い結果となりました。このことから、実際に触れたことがあっても、それを「知っている」と認識するには理解が追い付いていない状況の人も多く、認知が低くなったことが考えられます。

また、認知が最低とはいえ利用経験が高く、離脱率(認知から利用に至るまでの乖離)が最も少ないのが20代女性です。実際にサービスを知ってから利用経験に至るまでのハードルが低いという観点では、利用意向も女性20代は高く出ていますので、今後の利用の増加が見込めると考えます。
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