メタバースは今や「VRゴーグルの中」の世界にとどまらない リアルに体全体で楽しむ時代が来た

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本当に恐竜の世界にいるような雰囲気を味わえる

   最後に向かったのは、ハシラス(東京都北区)のブース。ここでは、「キックウェイ」という機械でVRの世界を体感できる。足元にある四角い台の上に立った状態で乗り、自転車のハンドルのようなバーを両手で握る。VRゴーグルを装着し、映像に合わせて台座の部分が、前後左右に動く仕組みだ。体全体で、動きを感じられる。

   記者が体験したのは、恐竜パークで大冒険ができる「ダイノ・キックウェイ」だ。

キックウェイ
キックウェイ

   映像が流れ、動き出す。実際に風が吹き、本当に恐竜の世界にいるような雰囲気を味わえる。恐竜が襲ってくるシーンでは、キックウェイが激しく動いた。まさに、乗り物で急いで逃げているかのような気分に。

   VR上で見る恐竜はかなり大きい。今にも食べられてしまいそうで怖く感じたが、とても貴重な体験ができた。

   ハシラス広報によると、一般の人にも、VRやXRを知ってもらうために「オープンデー」を設けている。実際にハシラスの社内で、設備の紹介やVRデモ体験などを行うとのことだ。

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