「トラブルは『存在』」「自己弁護のように取られる」 芦原妃名子さん急死で日テレ「脚本許諾」コメント...メディア編集長が問題指摘

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「これは構造的な問題だと何度も言う必要があります」

   石田氏は「自分も出演者の1人として、業界や企業において、1人ひとりの関係者が一生懸命、仕事をしていることをよく理解しています」としつつ、こうした問題提起をした理由を「本件を含めた様々な問題を、誰か1人の個人に帰するのではなく、多くの関係者がおおよそ悪意がないまま関与してしまっている『構造』として捉えるべきだと言いたいからです」と説明。「SNSが先鋭化し、個人への誹謗中傷や犯人探しが跋扈する中、この指摘も TV や"マスメディア"への分かりやすい攻撃に見えるかもしれません。しかし、そうではなく、これは構造的な問題だと何度も言う必要があります」と強調した。

   「各方面で影響力があるマスメディア・事務所・広告代理店に限らず、多くの力ある企業は、知らず知らずのうちに権力性を帯びていき、誰かへのしわ寄せや忖度、不健全な取引を生んでしまいます」として、自身の役割について「だからこそ、関係者はその『構造』に自覚的になる必要があり、多少ウザいと思われても、それをネチネチと指摘する人がいなければ、業界や社会が長年抱えてきた慣習を変えることは難しいと考えています」としている。

   その上で「本件については、すでに言われているように個人攻撃や誹謗中傷を避けつつ、しかし広く構造的な問題として、メディアやクリエイター、関係企業の取引や契約、作品との関与など諸々のあり方が問い直されていく必要があると思います」と訴えている。

【悩みを抱える人へ、厚生労働省が紹介している主な相談窓口】
・いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟) 0570-783-556(ナビダイヤル)/0120-783-556 (フリーダイヤル)
・こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
・#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク) 0120-061-338
・よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター) 0120-279-338/(岩手県・宮城県・福島県から)0120-279-226
・チャイルドライン(特定非営利活動法人(NPO法人) チャイルドライン支援センター) 0120-99-7777 (フリーダイヤル)
・子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)(文部科学省) 0120-0-78310(フリーダイヤル)

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