「原作への敬意に欠ける『ドラマ化してやる』という思い上がりがある」
芦原さんはその後投稿を削除し、Xで28日に「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と投稿している。
こうした経緯を受け、Xでは日本テレビ側の声明に疑問を感じる声が相次いでいる。
漫画作品などに詳しい荻野稔・大田区議会議員はネットニュースを引用し「やるせない。なぜ原作者が命を絶たねばならなかったのか。そして、第一声にこのコメントをわざわざつけた意味。人の心とかないんか」とつづった。
批評家、作家の東浩紀氏も「第一声がこのコメントなんだなあ」と反応。
元放送作家の長谷川良品氏は「ドラマ化=『マスへの伝達をエクスキューズにテレビサイズに陳腐化』というテレビの都合に過ぎない改悪が起こる事は往々にしてある。結局その根底には原作への敬意に欠ける『ドラマ化してやる』という思い上がりがある。何よりこの悲劇を伝える日テレの言い訳がましいコメントには疑問しかない」と怒りをにじませた。
【悩みを抱える人へ、厚生労働省が紹介している主な相談窓口】
・いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟) 0570-783-556(ナビダイヤル)/0120-783-556 (フリーダイヤル)
・こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
・#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク) 0120-061-338
・よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター) 0120-279-338/(岩手県・宮城県・福島県から)0120-279-226
・チャイルドライン(特定非営利活動法人(NPO法人) チャイルドライン支援センター) 0120-99-7777 (フリーダイヤル)
・子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)(文部科学省) 0120-0-78310(フリーダイヤル)
攻撃したかったわけじゃなくて。
— 芦原妃名子 (@ashihara_hina) January 28, 2024
ごめんなさい。
やるせない。なぜ原作者が命を絶たねばならなかったのか。
— 大田区議会議員_おぎの稔 議員系vtuber・メタバース大田区議 (@ogino_otaku) January 29, 2024
そして、第一声にこのコメントをわざわざつけた意味。人の心とかないんか。
>最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。 https://t.co/Uts0IkHdeh
「原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。」
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) January 29, 2024
第一声がこのコメントなんだなあ。https://t.co/cfTSigF5ht
ドラマ化=「マスへの伝達をエクスキューズにテレビサイズに陳腐化」というテレビの都合に過ぎない改悪が起こる事は往々にしてある。結局その根底には原作への敬意に欠ける「ドラマ化してやる」という思い上がりがある。何よりこの悲劇を伝える日テレの言い訳がましいコメントには疑問しかない
— 長谷川良品 (@ryohin_jp) January 29, 2024