「相手も誠司が守った方が嫌だと思う」
コーチとして1年間、小林と接し人柄をよく理解しているという大久保氏は「誠司は1軍監督として育ててもいいんじゃないかと思える。あんなスター性があるのはいない。性格が良くて後輩にビシッと怒れて」と高く評価した。
小林は同志社大学、日本生命と進み13年ドラフト1位で巨人に指名され入団。16年には129試合に出場し、17年3月のWBCで日本代表に選出された。17年シーズンはキャリア最多となる138試合に出場し、守備面でチームを支えた。
大久保氏は「相手も誠司が守った方が嫌だと思う。(ピッチャーが)何を投げるかというのはキャッチャーが(サインを)出す。だからグラウンド上の監督と言われている職業。俺も監督をやったことがあるけど、俺の分身なわけ。誠司がゲームを支配する。誠司の存在を読売巨人軍は本当に大事にしている」と小林の立場を解説した。