被災地の復興を願いながら、いただきたい
――今年のおススメはどれですか。
飯島さん 海産物系がだいぶお得ですから、午後9時くらいまでスーパーで粘り、「半額シール」を貼ったところをまとめて買うのがおススメですね。
――ところで、恵方巻といえば、節分の日にその年の「恵方」(縁起のいい方向)を向いて、無言で丸ごと1本食べ切るというのが習わしです。商売繁盛を願った大阪船場の商人たちが始めたといわれています。
ところで、みんなの関心が集まる今年の「恵方」は、「東北東」の方角です。発祥の地の大阪からみると北陸方面、能登半島の方向になります。
飯島さん 恵方巻は、もともとは商売繁盛で始まったかもしれませんが、今では、「家族全員の幸せ」「みんなの健康」「世界の平和」を祈る行事になっています。方角や形式にとらわれず、日本中の人々が被災地の復興と、被災した人々の幸せを願いながら、「恵方巻」をいただきたいものですね。
(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)