ダウンシーンなきプロ初TKO勝利、それでも那須川天心は「無理に倒しにいくべきではない」 識者分析「自分のスタイル極めた方が良い」

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「今回倒せなかったのは全く気にする必要はない」

   金平会長は「本人にもセコンドにも何で相手が倒れないのだろうという感覚があると思います」とした上で、「ノックアウトは何かのきっかけで起きる。今回倒せなかったのは全く気にする必要はない。今のボクシングの精度をどれだけ高めていけるか。たとえ今後KOすることができなくても気にする必要は全くない」とした。

   そして「とにかく自分のスタイルを極めていったほうがいいと思います。KOを狙いにいくと自分のスタイルが崩れて余計なパンチをもらってしまう。そういう勝負は今の段階でやる必要はない。今のボクシングスタイルに何が足りないというわけではないので変える必要は全くないし、無理に倒しにいくべきではない。せっかく精密なボクシングをしているので距離感もばっちり合って当て勘もいい。そういうボクシングを極めていった方が良い」と述べた。

   那須川はバンタム級の世界ランカーを破ったことで、今後バンタム級で世界王者への挑戦権がある世界ランク15位以内に入ることが有力となった。

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