「子供たちを少しでも明るくする手助けをしてほしいと頼まれました」
バウアー投手は、23年12月に投稿した動画のコメント欄で謝罪に至った。友人に翻訳を手伝ってもらったと英語で説明した上で、「日本の皆さんが傷ついた理由が分かります。起こった事故は恐ろしい悲劇であり、私の心は命を落とされてしまった日本人のご家族と共にあります。彼らは罪のない犠牲者です」と日本語で切り出した。
続けて、「数年前、突然父親が居なくなったことを悲しんでいたリッジの子供たちを少しでも明るくする手助けをしてほしいと頼まれました。彼らはドジャースのファンで、その時に動画を送りました」と関係を告白。
「この事件とその後の出来事に関するメディアの報道は、日米で大きく異なるようですが、ともかく、私のコメントが無神経に映ったことは理解しております」としながら、「おかえりなさいと言ったのは、ただお父さんが恋しい子供たちの気持ちになって考えたからです」と真意を説明。
バウアー投手は、「日本国民や愛する人を失った家族に苦痛を与えるつもりは全くありませんでした。深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「私は日本で素晴らしい時間を過ごした。人々とこの国を心から愛している」と締めた。
謝罪をめぐって、Xでは、「ここがちょうどいい落とし頃なのでは?バウアーにもバウアーなりの背景があってあのようなコメントしたって書かれてるし」「バウアーが事故を起こした訳じゃないし。謝罪もきちんとしてるし、あんまり叩くのやめようよ」といった声が上がった一方、「謝りゃいいって話でもない。善悪の判断が自分で付けれなかったことも問題なんだよ」「謝罪するなら、コメント欄じゃ無く、動画にすれば良い」などと賛否が分かれている。