トイレタンクにイタズラ?紙1ロール突っ込まれ...一面水浸しの大惨事 娯楽施設が呆然、被害額500万円か「度が過ぎている」

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警察が出動し、店が器物損壊などの被害届を提出

   トイレの被害について、ナビスの店舗統括マネージャーは1月22日、J-CASTニュースの取材に対し、20日早朝、店員が2階の掃除をしていると天井から水が漏れているのに気づいた、と会社に報告があったと説明した。

   その原因を調べると、3階に2つ隣り合った女子トイレのうち右側にいたずらをされていたという。トイレから漏れた水が配管の間などから伝わって、2階の天井から滴り落ちていた。その影響で、2階のトイレも配線がショートするなどして使えなくなった。

   店は22日現在、通常営業しているが、2階のトイレとビリヤード台1つが使用できなくなっている。

「床材などもダメになっており、被害額は500~600万円はいくと思います。器物損壊と威力業務妨害の被害届を20日に警察に出しており、受理されると思います。この2年で3回、トイレにいたずらをされていますが、こんなことは初めてです」

   トイレットペーパーは、1つ丸ごとタンクのフロートの上に置かれ、タンクの水洗用レバーを引いて、フロートが沈むと、ペーパーに水が含んで、その重みでフロートが浮かなくなるように仕込まれてあったという。

「愉快犯か、うちの店に恨みを抱いているか分かりませんが、故意でやっていると思います。店員が最後にトイレチェックをしてからの防犯カメラの映像を警察に提供する予定ですので、その中から犯人が絞られていくと思います」

   店のあるエリアを管轄する京都府警の西京署は22日、取材に対し、20日に店から通報があり、署員が出動したことを認めた。今回の事案があったことは把握しているとしながらも、捜査するのかなどについては、答えられないとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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