お笑いタレントのラサール石井さんが2024年1月22日にX(旧ツイッター)で、約1週間ぶりに政府の震災対応について言及した。
「低体温症で亡くなる人を助けられたのでは」
ラサールさんは12日、Xで、岸田文雄首相が能登半島地震の被災者にホテルへの避難を呼びかけた投稿に対し、「被災者にそんな金あるか。だったらあんたが金を出して、旅館やホテルを借り上げ避難民を移動させろ」などと批判した。投稿は22日現在、削除されている。
13日に岸田首相はXで、避難者に負担がないことを説明しつつ、「誤解を招きかねない、事実に基づかない投稿が散見されています」と苦言を呈した。これを受け、ラサールさんは14日にXで「正月以来政府の地震災害への対応に怒りを感じる連続だった」としつつも、「ホテルや旅館が有料であるかのような誤情報を流す結果になりました。被災地の皆様にはただならぬご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びします」と謝罪した。
その後、ラサールさんのXはリポストとコラムの宣伝のみで通常投稿をしていなかったが、21日に電撃ネットワークの南部虎弾さんの訃報を受け、追悼のコメントを投稿。その後、22日になって政府の震災対応に言及した。
ラサールさんは、れいわ新選組代表・山本太郎さんが松葉杖をつきながら被災地入りしたことを批判する日本維新の会・音喜多駿さんの投稿を引用。「地震発生直後、台湾を出発し10時間かけて2日には現地に入った台湾の方の映像を見た。瓦礫の下の生存者を救出していた」として、「『行くな』の号令がなければ、自衛隊が一万人入っていれば、低体温症で亡くなる人を助けられたのでは」と持論を展開した。
さらに「被災者は、部屋で叫ぶ人と現地を松葉杖で歩く人とどちらに共感するだろうか」と問いかけていた。
地震発生直後、台湾を出発し10時間かけて2日には現地に入った台湾の方の映像を見た。瓦礫の下の生存者を救出していた。「行くな」の号令がなければ、自衛隊が一万人入っていれば、低体温症で亡くなる人を助けられたのでは。
— ラサール石井 (@bwkZhVxTlWNLSxd) January 21, 2024
被災者は、部屋で叫ぶ人と現地を松葉杖で歩く人とどちらに共感するだろうか。 https://t.co/E2n7HgMfHp
南部虎弾。デビュー前の養成所時代から赤信号、中村ゆうじ、皆仲間だった。とにかく奇人だったが、芝居に対する情熱は凄かった。ストリップの楽屋に毎日来てコントを批評してくれたが、楽屋で寝ていて師匠の杉兵助に怒られ、弟子でもないのに正座させられた。
— ラサール石井 (@bwkZhVxTlWNLSxd) January 21, 2024
逸話は数限りない。いつか話そう。
合掌。
正月以来政府の地震災害への対応に怒りを感じる連続だったので、二次避難の呟きにも即反応してしまい、ホテルや旅館が有料であるかのような誤情報を流す結果になりました。被災地の皆様にはただならぬご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びします。1日も早く平穏な日々が戻りますことを願っております。
— ラサール石井 (@bwkZhVxTlWNLSxd) January 14, 2024