マクドナルドで、商品受け取り前にモニターの呼び出し番号を消す「早消し」と呼ばれる行為があるとして、X(旧ツイッター)上で話題となった。
なぜこのような行為が行われるのか。J-CASTニュースは2024年1月19日、日本マクドナルド(東京都新宿区)に取材した。
「ご不便、ご迷惑をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます」
日本マクドナルドの広報担当は取材に、「商品提供までのスピードに一定の目標値」を定めていると明かす。
「マクドナルドでは、クィックサービスレストランとして、全てのお客様に出来立ての商品を、お待たせすることなくご提供したいと考えています。そのため、店舗の形態やお客様の注文形式に応じて、オーダーを受けてから商品提供までのスピードに一定の目標値を定め、最適なタイミングで商品をご提供できるように最善をつくしております。スピードに課題がある場合は、必要に応じて人員や機器設備の強化を行っております」
その上で、「一部の店舗における誤った対応につきましては把握」しているとし、
「お客様にご不便、ご迷惑をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。このようなことが無いよう、的確に指導し改善を促しております」
と謝罪した。
なお、「早消し」以外にも、「想定以上に多くのお客様にご利用いただく時間帯で、ご覧いただくモニターに表示できる数量以上のご注文が入り、オーダー番号が全て表示しきれない場合」があると補足し、その際には「口頭でのお客様のお呼び出しに変更させていただいております」と説明した。
「商品受け取り前にモニターの番号が消されてしまうことがある」などの声がインターネット上で広まったことについては、
「お客様にご不便、ご迷惑をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。多くのお客様に集中してご利用いただく場合でも、お待たせすることなく商品をお渡しできるよう、引き続き最善を尽くしてまいります」
とコメントした。