ビデオソフトの売り上げは、04年から18年間で3分の1ほどに
ビックカメラ・ドットコムでは今後どうするのかについては、「取扱い継続して参ります。今後もお客様により便利に使って頂けるサイトを目指し、日々取扱い商品の増強に取り組んでおります」と述べた。
DVDやBDのソフト売り場については、ヨドバシカメラでも縮小傾向にある、との指摘も一部で出ている。
この点について、ヨドバシカメラの広報担当者は1月19日、取材に次のように説明した。
「店舗を改装して売り場を移動した結果、売り場が狭くなることはありえますが、DVDソフトなどの売り場を縮小していることはありません。今後については、何ともお答えできません」
ネット通販をどうするのかについては、こう答えた。
「配信のダウンロードは確かに増えてきていますが、通販も変わらずにやっていきます。ネットを便利に使う方もいらっしゃいますし、ネットが苦手で店に買いに来られる方もいらっしゃいます」
日本映像ソフト協会がサイトで発表した統計によると、国内全体の市場は、縮小し続けている。
DVDなどのビデオソフトの売り上げは、04年の約3754億円をピークに年々減少し、22年の速報値は約1148億円と、3分の1ほどになっている。その一方で、定額見放題を中心にした有料配信は22年、レンタルなどを含めた映像ソフト市場の推計値約7746億円のうち約5504億円を占め、シェアが7割に達したことが分かった。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)