俳優の宮沢氷魚さんと黒島結菜さんが2024年1月16日、パートナー関係にあり黒島さんが第1子を妊娠中であると発表し、今後について「入籍することは考えておらず」という考えを示していることを受け、X(旧ツイッター)では、黒島さんが過去の出演ドラマに登場した結婚をめぐるセリフを思い出す声がにわかにあがっている。
「お互いに入籍という形にはこだわっておらず」
宮沢さんは公式サイトで、黒島さんはインスタグラムのストーリーズでそれぞれ交際と妊娠を発表。2人は昨年の春ごろから「一緒に生活」しているという。
宮沢さんは「お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありませんが、今後に関して、必要に応じて話し合って決めていきたいと思います」、黒島さんも「交際を始めた当初から入籍することは考えておらず、私たちにとって必要なタイミングが来たら話し合って決めたいと思います」と、2人とも結婚にはこだわらない意向を示している。
これを受け、黒島さんが主人公・速川唯役をつとめた2017年放送の「アシガール」(NHK)最終第12回でのセリフを思い出す声があがっている。
「アシガール」は、走ることだけが得意な16歳の唯がある夜、発明好きの弟が造ったタイムマシンで戦国時代にタイムスリップしてしまう。絶望する唯だったが、そこで出会った伊藤健太郎(当時は健太郎)さん演じる若君・羽木九八郎忠清に一目惚れ。忠清を守るため、戦国時代で冒険を続けるというストーリーだ。
「アシガールのやつ!と思ってしまった」
最終回「若君といつまでも!」では、紆余曲折を乗り越えて唯と忠清が結婚を許されるも、奥方としての振る舞いを学ぶ中で、唯が当初の目的であった「若君を守るために戦う」ということが許されないことに気づく。
そこで、唯は忠清のもとを訪れ「私、どうしても聞いてほしいことがあって。結婚したら、立派な奥方になるよう一生懸命勉強しますし、大人しくするし、色々束ねたりもしますけど...戦の時は一緒に行きますから。結婚に浮かれてうっかりしてたけど、私の一番の願いは、若君の命を守り抜くことなんです」と宣言。結婚するのではなく、側で守りたいという意思をこう強く訴えた。
「結婚するのと守るのと、どっちか1つって言うなら、奥方になったら戦はダメって言われるなら、私、結婚という形にはこだわらない」
Xでは「アシガール」そのものを思い出す声のほか、「私、結婚という形にはこだわらない」という唯の言葉と、前出の「入籍することは考えておらず」「お互いに入籍という形にはこだわっておらず」という黒島さんと宮沢さんのコメントとを重ねる声があがった。
「ニュースで『結婚という形にはこだわらない』って聞こえてきて、アシガールのやつ!と思ってしまった笑 そしてあのシーンを思い出して一人浸る。。」
「結婚したら戦はダメって言うなら...... 結婚っていう形にこだわらない! って言ってた唯之助のセリフを思い出した人はアシラバ どんな形でもお二人が幸せならそれで良し 結菜ちゃんおめでとーー」
「黒島結菜 アシガールの唯がとうとう結婚かぁ! おめでとう」
「黒島結菜さん、いまだに頭の中ではアシガールで一生懸命走ってる。(その後も出演ドラマ見てるのにな)もうご結婚か~」