「プロテクト関係なく密約」「人的補償いらない」 和田毅巡る報道騒動、高木豊氏が制度を問題視

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「ドラフトが1番いいと思う」

   山川の人的補償を巡りソフトバンクは昨年末に西武にプロテクトリストを提出。プロテクトの対象となるのは、23年秋のドラフト指名選手と外国人選手を除く支配下28人で、西武はリストから漏れた支配下選手を獲得することが可能だった。プロテクトリストは公表されないため和田がリストから漏れていたかは不明だ。

   高木氏は「28人のプロテクトはなかなか難しい」とし、「この制度自体が良くない。常々言っているが、Aランクの選手だったらドラフト1位の権利を譲るとか、Bランクだったらドラフト2位の権利を譲るとか、そういう風にしていかないと。なんで人的補償になったかというと戦力の均等化を図るということ。そうなるとドラフトが1番いいと思う」と人的補償の代替案を提言した。

   さらに「甲斐野は素晴らしいコメントを出したけど心情は穏やかじゃないと思う。ドラフト1位で入って、それなりに活躍もして。西武にとっては良いよな。抑え候補になっているし。この制度自体がよくないし、波紋を呼ぶようなことになるなら早くコミッショナーは動いた方がいい」と訴え、「難しい問題だけれども人的補償はいらないんじゃないのかなという感じはする。ルール改正を一刻も早くした方がいい」とした。

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