バウアー去就、NPB残留なら「2択」か ソフトバンクではなく...元楽天ヘッドが考える「高額年俸出せる球団」

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「資金的にいえばソフトバンクも出せるとは思うが...」

   橋上氏は「バウアー投手の年俸は恐らく10億円くらいになると予想される。そうなると現実的にこの年俸を出せる球団はこの2つになるでしょう。資金的にいえばソフトバンクも出せるとは思いますが、山川(穂高)選手のFA移籍、人的補償を巡る一連のゴタゴタが尾を引いているので、このタイミングで高額年俸のバウアー投手を取りに行くことは考えにくい。そうなるとDeNA残留かオリックスの2択になると思います」との見解を示した。

   さらに「DeNA、オリックスともにエースが抜けたのでそれに代わるだけのピッチャーとなるとバウアー投手になる。昨年の活躍を見ると十分に穴を埋めることができるだけの力は持っている。加えてバウアー投手のユーチューブなどの発信力は、球団の価値を高めるという点で大きなメリットがある。トレーニングや最新の機器を導入しての調整などは若い選手に良い影響を与えると思います」とバウアーの付加価値を高く評価した。

   バウアーは昨年10月に報道陣の取材に応じ、来季の契約で重視したい3つの条件として「優勝を狙える球団かどうか」「個人タイトルを狙わせてくれるか」「どれだけファンを喜ばせることができるか」と挙げていた。大リーグ復帰を含め今後の動向の注目が集まる。

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