社会を後押しする作品目立った
「Job総研」の堀雅一室長に、選考には漏れてしまったがキラリと光る作品を挙げてもらった。
一作目は、
「転職や 年収上げて いい暮らし」
物価高が進行する昨今だが、「理想の生活を求めて自身の力で収入を挙げていこうとするチャレンジ精神を感じる句として、経済部門の句として最終選考まで進みました」と堀室長。
もう一作。
「定時来た 後は任せた AIよ」
「2023年に話題となったAIを使い慣らし、効率よく働いていこうとする時事性と共感性のある作品として、社会部門の最終選考まで進みました」という。
堀室長は今回の「Job川柳」を振り返って、以下のようにコメントした。
「集まった作品はどれも、賃上げや物価高、コロナ5類移行とテレワーク/出社の働き方など、2023年の"働く"にまつわる変化を想起させるものばかりでした」
「情報によっては個人で受ける印象や影響も異なると考えられる世の中ですが、社会人の現場感が詰まった共感を呼ぶ作品だけでなく、日本社会を後押しするような作品が目立ちました」