中国メディア、韓国主審に戦々恐々 イエロー5枚乱発受け「報復」懸念「ファンの不安避けられない」【アジア杯】

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   中国メディア「捜狐」(WEB版)は2024年1月16日、サッカーAFCアジアカップの特集記事を組み、中国サッカーファンが17日に行われる1次リーグA組第2節の中国対レバノン戦における主審の判定を不安視していると伝えた。

   同メディアは「悪いニュースだ!レバノン戦で韓国人審判が主審を務める」などのタイトルで記事を展開。韓国出身のコ・ヒョンジン氏が中国対レバノン戦の主審を務めることが決定し、「多くのサッカーファンがレバノン戦でコ氏が中国チームに『報復』するのではないかと心配している」と伝えた。

  • ソンにイエローを出す中国人主審(写真:ロイター/アフロ)
    ソンにイエローを出す中国人主審(写真:ロイター/アフロ)
  • ソンにイエローを出す中国人主審(写真:ロイター/アフロ)

「中国人主審がイエローカードをあまりにも多く与えた」

   中国ファンが「報復」を恐れる根拠は15日に行われた韓国対バーレーン戦にある。

   韓国は1次リーグE組第1節でバーレーンと対戦し3-1で勝利した。韓国の至宝であるMFイ・ガンイン(22)の2ゴールで快勝するも、中国出身の主審が韓国に5枚、バーレーンに2枚、合計7枚のイエローカードを出し荒れた展開となった。

   複数の韓国メディアはイエローカードを乱発した主審に対して批判的に報じ、スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)によると、韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督(59)は「中国人の主審が早い段階でイエローカードをあまりにも多く与えたことが試合に影響した」と語ったという。

   中国出身の主審が韓国戦でイエローカードを乱発したことで、中国ファンはレバノン戦の主審を務める韓国出身のコ氏が「報復」するのではないかと心配しているようだ。

   捜狐によると、コ氏は中国ファンの間で「代表キラー」と呼ばれているという。これまでコ氏は国際試合の中国戦で3試合笛を吹き中国は全敗。3試合はいずれもワールドカップ予選だったという。

   記事では、「代表チームに死活問題となる試合で、韓国の審判が主審を務めることになりファンの不安は避けられない」と指摘した。中国は13日に行われたタジキスタンとの初戦を0-0で引き分け、タジキスタンと勝ち点「1」で並びグループ2位。1次リーグ突破に向けてレバノン戦で勝ち点「3」獲得を目指す。

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