元巨人コーチが挙げた「崖っぷち選手」とは? 「意地見せるけど空回り」「今年はだいぶ瀬戸際」

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   プロ野球巨人の元コーチで野球解説者のデーブ大久保氏(56)が2024年1月16日にユーチューブを更新し、今季瀬戸際に立たされる選手として巨人・丸佳浩外野手(34)の名を挙げた。大久保氏は昨季1年間、巨人の1軍打撃チーフコーチを務め、原辰徳監督(65)の退任に伴って退団した。

   動画は阪神の投手として活躍し阪神のコーチを務めた経験のある野球解説者・中西清起氏(61)をゲストに迎え、「今季活躍できないとヤバい。崖っぷち選手は誰だ!」などのタイトルで公開された。

  • 巨人の本拠地・東京ドーム
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「瀬戸際を3回くらい乗り越えた」

   大久保氏が今季「崖っぷち」にいる選手として名を挙げたのが丸だ。

   丸は広島時代の17年、18年と2年連続でセ・リーグ最優秀選手賞(MVP)を受賞。18年オフに広島からフリーエージェント(FA)で巨人に移籍し5年契約の最終年となった昨季は打率.244、18本塁打、47打点で、いずれも移籍後最低の数字だった。スポーツ紙の報道によると、昨オフに年俸2億8000万円(金額は推定)の2年契約でサインしたという。

   昨季、丸の指導に当たった大久保氏は「去年瀬戸際だったのが丸だった」とし、次のように昨季を振り返った。

「丸も意地を見せてやるんだけど空回りして。もうだめかというとホームランを打って、大事なところとかで。瀬戸際を3回くらい乗り越えた。でもやっぱり途中で落ちて、落ちるんだけれども丸も一生懸命にやっている情報が入ってきて、(原辰徳)監督の耳に入ってまたスタメンを勝ち取る」

   そして「今年はだいぶ瀬戸際だと思う」と厳しい口調で指摘した。

   昨季は原監督の意向で本来のセンターからライトにポジションを変更したという。「動き的に肩は衰えていないんだけど、動き的にちょっとセンターは無理なんだという監督の判断があった。それでライトに回った」と守備変更の理由を説明した。

   さらに巨人の外野事情に言及。「ジャイアンツは外野が空いている。秋広(優人)はレギュラーかといえばレギュラーではない。(岡本)和真をファーストにもっていくと秋広がレフトをやるとなると、センターもいない。外野3人空いている。(外国人を)取ってない。外国人がいないのは厳しいと思います」との見解を示した。

   巨人は昨季4位に終わりクライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。原監督は2年連続Bクラスの責任を取って退団。今季は阿部慎之助新監督(44)指揮のもと巻き返しを図る。

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