斧を投げてストレス発散できるバー 初めて来る客は女性が多い「爽快感がある」

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   手斧が飛び交うスリリングな体験ができる。「THE AXE THROWING BAR」だ。

   ユニークなサービスの中身や料金、利用客の声について、J-CASTニュースBiz編集部は運営会社「BrickWall」に取材した。

  • 斧が突き刺さった的の様子
    斧が突き刺さった的の様子
  • オプションでは手裏剣なども投げられる
    オプションでは手裏剣なども投げられる
  • 斧が突き刺さった的の様子
  • オプションでは手裏剣なども投げられる

競技の「斧投げ」は北米で人気

   「斧投げバー」は2019年にスタート。BrickWallが運営する「THE AXE THROWING BAR」は、東京では神田店や浅草店、また大阪心斎橋店、名古屋錦店などがある。

   実は、斧投げという競技が存在する。斧を投げて、的となっている板に当てるダーツ感覚で得点を競うもの。米国やカナダでは人気で、北米では1000店ほどの店舗が運営されているという。

   「THE AXE THROWING BAR」の1人当たりの利用料金は、30分2480円、1時間 2980円、3時間6980円となっている。ソフトドリンクとアルコールが600円程度、別料金で販売されている。

   ユニークなのが、600円で追加できるオプションだ。手裏剣やトランプのほか、チャクラム(円形の刃物)やククリナイフ(大きく歪曲したナイフ)、バットマンナイフ(バットマンのロゴマーク型のナイフ)などを投げ放題にできる。

事故が起きないよう安全面に配慮

   BrickWallに、「THE AXE THROWING BAR」の土日の予約率を聞いた。代表的な店舗で「1日50人~60人程度」。客単価は一人当たり3500~4500円ほどだという。新規でやってくる顧客は、20~30代の社会人が多く、男女比は4:6で女性人気が高い。女性客の声として「斧を的に刺すのが難しいと思っていたが、案外簡単に刺さるので爽快感がある」とのことで、良いストレス発散になっているようだ。

   スタッフには経験者を配置。投げ方のレクチャーや注意事項の説明を、逐次行っているという。安全面にも配慮し、投擲するレーンは鉄製の柵で覆って事故が起きないようにしている。

   リピーター客は、「8割が男性。店舗で開いている大会参加者などの『ガチ勢』が多いです」との話。大会前は週2~3回来店する人もいるそうだ。

   オプションの利用率について聞くと、「手裏剣や鉄製のトランプ、ククリナイフなどが人気です。3種類を注文すると割安になる料金設定がウケているようです」と答えた。

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