「周りから見ればソフトバンクの失態に見える」
さらに「人的補償選手が和田投手から甲斐野投手に代わったという報道が正しければ、チームによってはフロントの責任問題に発展しかねない問題だと思います。周りから見ればソフトバンクの失態に見える。逆に西武にしてみれば山川選手がソフトバンクに移籍したことは大きな痛手だが、甲斐野投手を獲得できたので御の字だと思います。実働年数などを考えると、和田投手以上にプラスをもたらすと思います」との見解を示した。
甲斐野は東洋大から18年ドラフト会議でソフトバンクに1位指名されて入団した。ルーキーイヤーの19年は65試合に登板して2勝26ホールド。中継ぎとしてプロ通算7勝8敗41ホールド11セーブ、防御率3.43をマークした。
橋上氏は「おそらくソフトバンクにいた時よりも大事なところを任されるでしょうからやりがいはあると思います」とし、「西武の中継ぎを考えればセットアッパーや1番後ろという可能性もある。外国人ピッチャーを補強するとなれば別だが、何も問題がなければ守護神、セットアッパーを担うと思います」とした。