タレントの上沼恵美子さんが2024年1月14日放送の情報バラエティ番組「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)で、週刊文春による性的スキャンダル報道後に裁判のためとして活動休止を発表した「ダウンタウン」松本人志さんについて、約10分間に渡って語り、X(旧ツイッター)で発言の意図に注目が集まっている。
「吐きそうになったの」
松本さんをめぐっては、週刊文春が23年12月27日発売号(24年1月4日・11日号)で、飲み会で女性に性的な行為を迫っていたなどと報じた。
松本さんが所属する吉本興業は12月27日に「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するもの」などと記事の内容を否定。24年1月8日には、松本さん自身から「様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申し入れ」があったとして、当面の間活動を休止すると発表していた。
上沼さんは14日放送の「上沼・高田のクギズケ!」で「松本さん自身はだいぶへこんではるでしょうね」と慮った。裁判の結果がどうあれ「イメージダウンは拭えない」とし「悪いけど、松本さんの全く行いが良かった、真っ赤な嘘では私はないと思ってる。そやけどここまで書かれる必要あるのかなとはきっとお思いだと思います」とした。
上沼さんは、交流のある芸人に「芸人になったきっかけ」を尋ねると「ほぼ90%」がダウンタウンの名前を挙げるという。「『芸人さんの人生を決めたダウンタウン』、そのぐらい大きな人なんですよ。ダウンタウンが頂点になって、日本一になったのはもう30年(前)。2年、3年活躍するだけでも大変な世界で、30年も王様で、トップで走ってきたというのはすごい力を持ってるわけですよ」とし、「『舞台と仕事と私生活、別や』というのはもう通らへんと思うねん」という見方を示した。
上沼さん自身は文春報道の内容について「詳細を見てみますと、私一応なんぼ年いってても女やってるんで、吐きそうになったの。この行為がね」と漏らした。