大東建託調査「コンシャスな街ランキング」 1位の沖縄・北谷町ってどんなところ?

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米軍由来の「アメリカンテイスト」の街並み

   5回の調査結果を合計して4年連続、というカウントが気になるが、「北谷町」には仕事を中心に刺激と出会いがあることは確かなようだ。「港区」を超える場所があること自体が驚きだが、いったいどんなところなのだろうか。

   北谷町について調べてみると、3つの魅力があるようだ。1つ目は「異国情緒漂う街並み」。沖縄本島中部の西海岸に位置する北谷町にはキャンプ・フォスターや嘉手納飛行場など4つの米軍施設が町の総面積の52.3%を占めており、輸入雑貨店やレストラン、バーなどアメリカンテイストの街並みが広がっている。

   米軍飛行場跡地に作られた美浜タウンリゾート「アメリカンビレッジ」は、1998年から施設が順次開業し、2004年にほぼ完成。2003年には年間来客数が延べ830万人にのぼるほどの人気を集めた。

   2つ目は「美しいビーチとマリンアクティビティ」。北谷町は東シナ海に面し、白い砂浜や透明度の高い海は観光客に人気。沖縄有数の夕日スポットとして有名なアラハビーチやサンセットビーチがあり、シュノーケリングやダイビング、ウェイクボードやサーフィンなどのマリンアクティビティも盛んだ。

   3つ目は「沖縄の食と文化」で、沖縄そばやタコライスといった定番グルメのほか、アメリカンな料理も豊富に揃っている。琉球舞踊や三線演奏などの沖縄伝統文化を体験できるイベントも開催されているという。

   産業としては第3次産業が主で、宿泊業や飲食業、物販業やマリンアクティビティといった「観光業」「米軍関係ビジネス」のほか、MICE(Meetings, Incentives, Conventions, and Exhibitions)関係の誘致にも力を入れているという。

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