職場の「モンスター社員」をチェックリストで早期発見せよ! 会社を破壊される前の対応策

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最悪のモンスターは、ハラスメント常習者

   しかし、実際にモンスター社員をどう指導していけばよいのか。J‐CASTニュースBiz編集部はリポートを作成したアスマークの担当者に話を聞いた。

――モンスター社員のチェックリストに10項目ありますが、何個以上該当すれば、モンスター社員と言えるのでしょうか。また、このリストは社員全員に配って、それぞれが思い浮かぶ人をチェックするのか、それとも上司・指導的な立場の人がチェックするのでしょうか。

担当者 明確な定義がある言葉ではありませんので、何個以上あてはまったらどうというものではありません。このチェックリストに関しては、この人モンスター社員なのでは?と思ったときや、そのような訴えがあった際の確認用として使ってみていただければと考えています。

単にそりが合わなかったり、立場が対立していたりといった主観が混じって、モンスター社員だと思いこんでしまう場合もあるためです。

――チェックリストの10項目の中で、特に問題の項目がありますか。また、チェックリスト中の、「業務スキル」に関してですが、「スキルや能力が不足している傾向がある」という項目などは、割と該当者が多いのではないでしょうか。

「素行不良」だとかなり悪質な気がしますが、社員全員が「スキルや能力が十分にある」のなら会社はウハウハです。

担当者 問題の項目は、強いて言えば「ハラスメントを起こす傾向がある」でしょうか。ハラスメントは、当人同士だけでなく会社全体にも悪影響を与えかねない行為です。既に起こしてしまっており、さらに反省せず繰り返す傾向があるのであれば問題の根は深いかと思います。

「スキルや能力不足」と「期限を守れない」に関しては、スキルはあっても期限を守らないというモンスター社員もいますので、分けて項目立てています。もちろん、スキルや能力が不足している=モンスター社員というわけではありません。

あくまでも、モンスター社員にはスキル不足の人が多い傾向があるというだけです。これは、ミスを人のせいにしがちなため、改善意欲に欠ける人が多いということかもしれません。
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