規約は「党の内部問題は、党内で解決する」というけれど
登壇者のCさんは、一連のプロセスを次のように批判した。
「これはあり得ないと思う。初めに『調査します』と言って、そのときの最後に『あなたは除名です』。普通、調査をしたら一旦引き上げて検討して、それから除名を通告する。警察だって今、こういうことやらないですよね?こういう無茶苦茶な除名の仕方というのは、私たち一般の党員に対して恐怖を与える」
その上で、再審査が必要だと主張した。
「国民からの信頼を得られない、スターリンと同じではないかと言われても仕方ないような、こういう除名過程は良くないと思うので、ぜひとも党大会では、再審査を要求したい」
共産党の規約には「党の内部問題は、党内で解決する」とあり、会見自体が規約違反に問われる可能性もある。ただ、登壇者からは
「ハラスメントを組織内で解決するのは不可能」
「全く党内では解決しない。ここで声を上げなければ、党の存立にもかかわる」
といった発言が相次いだ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)