「友達おらんやろ」からかわれるのが辛くて友達と疎遠に
投稿者は成人式に行くのを辞めた理由について、10日、J-CASTニュースの取材に、地元の友達と会うのを避けるためだった説明。その背景を明かした。
中学生の時は「地元に友達がいなかったとかではなく、むしろ学級委員をしたり体育祭で応援団をやったり、クラスや学年の中心だった」というが、地元から離れた高校に進学したことで状況が変わったという。
「環境や生活の変化で、高校1年生の時にかなり苦しみました。自分が思っていた以上に友達がなかなか作れなくて。その中で、1年生の終わりから2年生になる頃に新型コロナウイルスが流行して緊急事態宣言が出て、地元の友達とも関わらなくなっていきました。1人でいろいろ考えることも多くなって、精神的にダメージがきてしまいました。それ以来、メンタルケアのためカウンセリングに今も通っています」
一方で地元の友達は、高校生活を楽しんでいる様子だった。それを見て不安を感じたという。
「地元の人たちが、(高校での)新たな友達も加えて楽しくわーわーやっている様子をインスタグラムなどで見てしまうと、今の状況で地元の友達と会って今まで通りできるのかと不安を感じました」
その後、地元の友達と会うのを避けるようになっていった。
「(地元の友達に)会ったら会ったで、『友達おらんやろ』といじられることもありました。その場では笑っていたのですが、悔しかったり嫌だったりして、地元の友達と関わらなくなっていきました。体調が良い時はちょくちょく会っていましたが、なかなか話が弾まずという感じで。僕自身も(友達と会った)後に『みんな楽しく過ごしているんだな』とか考えると結構しんどくなってしまって......」