「能登地方の震災においては極めて大きなマイナスになっている」
「『お気持ち』でね、功を焦って行って『私は被災地に寄り添ってます』みたいなことはね、一見お涙頂戴のエピソードとしてはいいかもしれないですが。特に今回の能登地方の震災においては極めて大きなマイナスになっている」
現代は「大SNS時代」だとし、「情報発信が容易になったことで、被災地にいち早く乗り込んで支援物資を配って、動画撮って写真を撮ってアップして。それがまた持てはやされるという循環が生まれてしまった」ともしている。
山本氏が発信した内容について「本当に別に行かなくても、かなりそれにもう近い情報を得られるようなことしか発信はされていませんでした。本当何やってんだと。被災地に迷惑をかけてまで......」とし、「心底ガッカリしました」と憤った。
11年から16年まで約5年間、東日本大震災の復興支援に従事していたという音喜多氏は、自身の経験からも「今回の山本太郎さんの行動。影響力ある方がこうした行動に出て発信をして、多くの方を巻き込むような活動をしてるポーズを見せていることは、私は被災全体にとって非常に少なくない影響があった、マイナスの影響があったと思いますし、大変残念です」と思いを語った。