東海道新幹線のグリーン車は「ワクワク感がない」 鉄オタ・石破茂氏、JR東海に思う「非日常感のなさ」

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しょっちゅう乗ってるくせに悪口言っちゃいかんのだけど...

JR東海が運営するリニア・鉄道館。歴代の新幹線が展示されている
JR東海が運営するリニア・鉄道館。歴代の新幹線が展示されている

―― 新幹線でもうけている会社ですからね...!(編注:JR東海の23年3月期の連結決算では、営業収益1兆4002億円のうち運輸収入が1兆0699億円。そのうち、東海道新幹線の運輸収入が9861億円を占める)

石破: しょっちゅう乗ってるくせに悪口言っちゃいかんのだけど、例えばグリーン車でも、東北新幹線とか上越新幹線とか北陸新幹線とか九州新幹線のグリーン車って、それなりに素敵じゃないですか。だけど、新型のスプリーム(N700S)にしても、東海道新幹線のグリーン車って、ワクワク感、特別感がない。鉄道が持ってる非日常性みたいなものに対する思い入れが、東海はほとんどないよね。

―― JR西日本(山陽新幹線)では、ひかりレールスター、かつてのウエストひかりなど面白い車両が走っていて好きなのですが、大阪から東に来ると、何というか無機質というか...。たくさん走らせてるなぁ、というか...。

石破: 無機質。それが一番正しくないですか?全然、非日常感がない。ワクワク感がない。でも、それが哲学なんでしょう、JR東海の。良いとか悪いって問題じゃないよね。
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