「特務機関NERV」、API制限で自動投稿できなくなるも...X社の「緊急的」対応で解消

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「Xもたまにはいいことをする。いつもこの調子で頼むぞX」

   その後、21時過ぎ、「【API制限が緩和されました】」と報告した。「X社からご連絡を頂き、@UN_NERV および @EN_NERV をPublic Utilities App(公共アプリ)に登録する手続きを緊急的に行っていただきました」とした。

   投稿と前後して自動ツイートが再開したとして「ご心配くださった皆様、大変ありがとうございました」と感謝を述べた。

   API制限について批判的なユーザーが多かったが、X社の対応に感謝するの声も寄せられている。

「X社が純粋に良い対応をしてくれてありがたすぎる...元旦にこのスピード感で対応て...」
「良い行動には賞賛を。Xもたまにはいいことをする。いつもこの調子で頼むぞX」

   特務機関NERVは、現「ゲヒルン株式会社」代表の石森大貴氏が2010年2月にスタートしたアカウント。石森氏がアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のファンだったことから、作中に登場する組織「特務機関NERV」の名前を借り、なりきりアカウントを作成。当初はアニメのセリフなどをもじって防災情報を呟くbotアカウントだったが、2011年の東日本大震災をきっかけに現在のような本格的な防災気象情報発信アカウントとなったという。

   気象庁の発表を基とする情報の正確性と迅速な投稿は、「テレビの速報より10秒以上早い」と評されるほどだ。

   エヴァンゲリオンシリーズの版権元からも、社会的に意義のある活動であるという理由で許可を得ている。

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