「特務機関NERV」、API制限で自動投稿できなくなるも...X社の「緊急的」対応で解消

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   地震や津波、気象警報などの防災気象情報を配信するアカウント「特務機関NERV」が2024年1月1日、同日16時10分ごろに起きた令和6年能登半島地震で、X(旧ツイッター)の自動投稿機能が「APIの使用回数が上限に達した」として一時的に使えなくなり、アプリの使用を呼びかける場面があった。

   ユーザーからは回数制限を解除するように求める声が相次ぎ、後に制限が緩和された。ポストの自動投稿も再開された。

  • 「特務機関NERV」アプリで表示された令和6年能登半島地震の様子
    「特務機関NERV」アプリで表示された令和6年能登半島地震の様子
  • 2023年9月には「強震モニタレイヤー機能」が実装された(写真はプレスリリースから)
    2023年9月には「強震モニタレイヤー機能」が実装された(写真はプレスリリースから)
  • 「特務機関NERV」のXポスト。API制限が緩和されたことを知らせている
    「特務機関NERV」のXポスト。API制限が緩和されたことを知らせている
  • 「特務機関NERV」アプリで表示された令和6年能登半島地震の様子
  • 2023年9月には「強震モニタレイヤー機能」が実装された(写真はプレスリリースから)
  • 「特務機関NERV」のXポスト。API制限が緩和されたことを知らせている

「X(旧Twitter)のAPI使用回数が上限に達したため......」

   NERVアカウントは1日、地震発生直後から、地震や津波に関する情報や被災者に有用な注意事項などを続々と投稿した。

   同日18時6分に「X(旧Twitter)のAPI使用回数が上限に達したため、 @UN_NERV および @EN_NERV で自動ツイートができなくなっています」とアナウンスし「NERV防災アプリをお使いいただけましたら幸いです」とし、アプリ版の使用を求めた。

   APIは「アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)」の略称で、Xでは、タイムラインを読み込んだり、「いいね!」やリポストを行ったりする際に使用される。ウェブサイト更新などを自動投稿する際にも使用される。

   23年7月、Xのオーナーとなったイーロン・マスク氏が一部ユーザーによる過剰なデータ使用を問題視し、API制限を開始。段階的に制限を解除していくとしていたが、7月当時は一般ユーザーでも制限を受けることが多く、ユーザーらの困惑の声が相次いでいた。

   現在は一般的なレベルでの使用で制限を受けることは少ないが、特務機関NERVは1日の地震で一時的に投稿量が増加したことで、この制限を受けたとみられる。

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