2023年12月31日放送の「第74回NHK紅白歌合戦」で、司会を務めたお笑いタレントの有吉弘行さんと、歌手の藤井フミヤさんが「白い雲のように」をデュエットで披露した。緊張した様子の有吉さんに対する藤井さんの振る舞いが、「素晴らしい」とSNSで注目を集めている。
「有吉さんめちゃくちゃ緊張してた」
番組後半、有吉さんがかつて組んでいたお笑いコンビ「猿岩石」が96年に発売したヒット曲「白い雲のように」を、有吉さんと、楽曲を提供した藤井フミヤさんが披露した。歌っている間、有吉さんは終始緊張の面持ちで、X(旧ツイッター)でも「緊張しているのがわかる」とするコメントが複数寄せられた。
藤井さんは、有吉さんのソロパートにも、有吉さんの方を向いて指でリズムを取ったり、マイクを離した上で一緒に歌うように口を動かしたりと、有吉さんをリードするような振る舞いを見せた。曲のフィナーレには藤井さんが有吉さんの肩を組み、観客席に向かって指さす場面もあった。有吉さんも同様のポーズを取り、最後には2人で笑顔を見せた。
この藤井さんの振る舞いに、Xでは
「有吉さんめちゃくちゃ緊張してたよね~。藤井フミヤさんがそれをわかって寄り添った歌い方でジーンと来てしまった」
「藤井フミヤさんうますぎ、素晴らしいエスコート」
「最後にフミヤ氏の優しさが、有吉さんの緊張を解くことができて今回は二人とも笑顔で終われて良かったなぁ」
などの声が寄せられた。