しるこサンド・いなりあげもち...止まぬ「ちいかわ」旋風、食品業界も歓喜した2023年

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カツカレー&貝汁の組み合わせで「資さんうどん」に注目

   8月19日に登場したのは「カツカレーと貝汁」。疲労困憊したちいかわは、汁を口にして「ハァーッ...」と一息つき、料理を出したキャラ「島二郎」が「貝のツーンとした感じが...な!!」と声をかけている。この組み合わせは北九州発のうどんチェーン「資さんうどん」で実現できるとXで話題になり、資さんうどん公式Xも「カツカレーと貝汁、どちらもありますね」「反響がスゴい」と漫画を引用リポスト。

   ただ、カツカレーは全店舗で提供しているものの、貝汁については一部店舗で扱いがないという。その後の投稿では、「ちいかわさん、ちいかわを愛する皆さまのお陰で、 島二郎さんセットが大人気のようです(笑)ありがとうございます」と伝えている。

   11月6日には、物語のキーアイテムとして「しるこサンド」が使われた。あずき、リンゴジャム、ハチミツなどで出来たあんを挟んで焼いたビスケットだ。愛知県小牧市を本社とする「松永製菓」は引用リポストで反響の大きさに感謝しながら、下記のように投稿した。

「ついつい手が止まらなくなるしるこサンド...おやつ時には、牛乳などの飲み物と一緒に食べるのがオススメです ぜひお気に入りのドリンクと合わせてみてくださいね」

   日本経済新聞が12月7日に報じたところによると、ちいかわの影響で松永製菓の通販サイトには1日で1か月分の注文が殺到した。24夏には39年ぶりとなる新工場が完成するという。

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