「武田投手は先発でも中継ぎでも起用できる」
武田は宮崎日大高校から11年ドラフト会議でソフトバンクから1位指名され入団。ルーキーイヤーの12年に先発として8勝を挙げると、15年には13勝、16年には14勝をマークした。今季は29試合に登板して防御率3.91、1勝2敗2ホールドだった。プロ通算12年で66勝11ホールド。
橋上氏は「武田投手は先発でも中継ぎでも起用できる」とし、「西武からしたら魅力的に映ると思います。小久保(裕紀)新監督が武田投手をどのように評価しているかは分かりませんが、今年と同じような状況であればプロテクトから外れると思いますし、プロテクトから外れていれば獲得したい選手のひとりだと思います。計算ができるピッチャーです」と評価した。
さらに「西武はある程度ピッチャーが揃っている。打てないのが1番の問題だが、プロテクトから外れている野手を取ってもそれほど戦力的に大きくプラスになるとは思わない。山川選手並の選手を獲得できるならば別ですが、ピッチャーを獲得した方がプラスになるでしょう。武田投手は年齢的にも老け込む年ではない。もう一花咲かせるという事を考えれば環境を変えてやるのもいいかもしれませんし、十分に投げることができると思います」との見解を示した。