アイスダンス選手の小松原尊さんが2023年12月27日にSNSを更新し、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんとの「遭遇」を報告した。
小松原さんは米国出身で、ティム・コレトの名前で男子シングルの選手として活躍していた。2013年にアイスダンスに転向し、16年に小松原美里さんとカップルを結成。17年に美里さんと結婚し、20年に日本国籍を取得した。
離婚騒動の渦中...「羽生くんへのエールかな」
小松原さんは「空港でばったり会った」として、羽生さんがグローバルミューズを務めるコーセーのブランド「雪肌精」の広告との2ショット写真を投稿した。
羽生さんは23年8月に結婚を発表したが、11月に離婚したばかり。離婚をめぐる一連の報道に対し、羽生さんは12月26日にX(旧ツイッター)で「酷い"妄想"とか、"想像"や"嘘だけ"で記事になっててびっくりします すごいですね 訴訟して勝ってもなにも良いことないのでしませんが」と怒りをあらわにしていた。
渦中の小松原さんの投稿に、羽生さんのファンらからは
「たけちゃん 羽生くんへのエールかな つらい時はシェアする仲間だもんね ありがとうございます 優しい」
「たけちゃんの優しさがしみる いつもありがとう」
「尊さん、ありがとう ちょっと涙出ちゃった」
などのコメントが寄せられている。
引退時にもメッセージ「あなたがくれた言葉を忘れません」
小松原さんは羽生さんとの交流を度々明かしている。22年4月の「Number Web」のインタビューでは、SNSで「自分の国に帰れ」などの中傷を受けたことを羽生さんに相談したところ、「自分の中にある『大きな光』が一番大事」「色々な意見があるのはもうしょうがないから、ただ自分の選択を信じて頑張ればいい」「悩みがあるならシェアしよう」などと言われたと語っていた。
23年12月20日、長野市での全日本選手権公式練習の後には、コロナ禍で行われた3年前の大会で「更衣室が(羽生)結弦くんと一緒で、コロナがあったから近くで座れなかったけれど、練習の後に『頑張ってね』と言ってくれて、すごくパワーをいただきました」と話したと「日刊スポーツ」が報じている。
小松原さんはインスタグラムにも羽生さんと撮影した写真を度々投稿していて、羽生さんが競技引退を発表した22年7月には、「あなたを友達と呼べるなんて、なんて特別なことでしょう」「あなたが私にくれたアドバイスの言葉を忘れません」など、英語の長文でメッセージを送っていた。