「未だにこれが水なのか薄い麦茶なのか分かってない」──。
牛丼チェーン「すき家」において茶色いコップで提供される飲み物の正体が、X(ツイッター)で関心を集めている。広報が取材に謎を明かした。
「お店の中で麦茶を抽出しています」
発端としては、Xユーザー・樹菜里(@knr_gt)さんが2023年12月下旬、実際の画像を添えて冒頭のように投稿した。投稿は6万7000件超の「いいね」を集めるなど話題になり、「いつも飲むとき気になってたw」「ガッツリ麦茶の味する時もあれば、今日は水か!?みたいな日もあってほんとに謎」「飲んだら毎回脳が混乱する」といった反応や、「色が見えないから水入れられても麦茶に感じるだけかと思ってた」「この色のコップなんなんだろうな」との声も出ている。
すき家の広報担当は26日、飲み物の正体は「麦茶」だとJ-CASTニュースの取材に明かした。味ムラの考えうる理由としては、「すき家は出来上がっている麦茶を使っているわけではなく、お店の中で麦茶を抽出しています」と前置く。
一定の抽出時間を守らなければいけないものの、「憶測になってしまいますが、その時間が短くなって、薄い麦茶をご提供してしまった可能性があります」。「マニュアルで決まってますので、しっかり遵守していかなければいけない」と今後の考えを伝える。
コップの色に関しては、すき家はトレーも茶色であり、食器などの色の組み合わせを考慮した結果とする。また、飲み物の変更は「もちろん可能です」。下記のように説明した。
「温かいお茶や冷たいお水に変更できるので、そういったご希望がある方は従業員までお申し付けいただければ、その場で対応させていただいております」
Xの反響には、「様々なご意見があり、すき家をいつもご利用いただいているお客様からの声ということで、貴重なご意見として受け止めさせていただきます」と述べる。