「騒ぎたいだけの人」集まるのは迷惑
渋谷センター街振興組合の鈴木達治理事長を取材した。カウントダウンイベントやスポーツ大会の騒ぎに比べて、同組合として一番迷惑を被っているのは渋谷ハロウィーンであることを強調し、「渋谷が騒ぎたいだけの人の集まる場所になることは困る」と心情を吐露した。渋谷で騒げるというイメージは払しょくしていきたいという。
一方で、サッカーW杯やカウントダウンイベントの様子については、こう評価する。
「スクランブル交差点でハイタッチする一般の人もおり、外国人と交流する文化があるのはいいことだと思う。集まっている人たちも時間がたつと帰っていくのでそれほど問題視していない」
一部の迷惑な客が「バカ騒ぎ」するのが困る、というわけだ。鈴木理事長は「商店街としての通常の営業を続けたいというのが、我々の思いです」と話していた。