かつては知名度高い出場者に「有利」の声も...
従来の審査システムにおいては、例えネタを観ていなくてもインターネットで手軽に投票できてしまうため、当日のネタの良し悪しやウケ具合に関係なく、知名度が高い人気コンビが復活しがちであることがかねてより問題視されていた。
刷新された今年のシステムについて、山内さんは「去年よりもここの現場でウケた人が(決勝に)行くチャンスが増えると思うので、芸人的にはありがたいルール変更かなと思います」とし、「観ててウケをとった組がしっかりと勝ち上がっていっているなという感じ」「すごい良いシステム」と評価。
これに「マヂカルラブリー」野田クリスタルさんも「会場のウケと審査がちゃんと比例しているんで、すごい良い審査だなと思って。これまでの敗者復活はなんだったんだろう」と辛口で同意すると、すかさず「アンタッチャブル」柴田英嗣さんが「歴史を重ねて良くなるもんですよね。どんなものもね!」とフォローする一幕もあった。
こうした公平が期されたシステムに対し、お笑いファンからも、
「今年のM-1敗者復活めっちゃ良い!ちゃんと無名コンビが面白さで有名コンビに勝ってる。野田クリスタルの言う通り、なんで今までこうならなかったんだろうって思う」
「もっと早くに敗者復活戦のシステムが変わっていたら...って考えてるラストイヤー&結成16年以上のコンビいっぱいいるんだろうな」
「納得の人選。このシステムなら『金属バット』(2021年に2位で敗退)もいけてたやろうな」
「野田クリも最後言ってたけど、まじでずっとこれでいい!」
などと好評の声が多くあがっている。