2023年12月24日に行われた漫才コンテスト・M-1グランプリの決勝戦で、審査員を務めたダウンタウン・松本人志さんの採点が「ブレていない」「信頼できる」と、X(旧ツイッター)で称賛の声が相次いでいる。
さや香には「令和ロマンは超えてないかなと」
松本さんがトップバッターの令和ロマンに付けた点数は90点。最初に高い点数を付けてしまうと、後の出場者にそれより高い得点を付ける余地がなくなるため「これは審査員泣かせですね、一発目でこんなにウケられると」としつつ、「ただ、80点台はありえないと思いましたね」とコメントした。2番手で敗者復活戦から勝ち上がってきたシシガシラには88点を付けている。その後、3番手のさや香には「令和ロマンは超えてないかなと僕は思ってしまいましてね」「低いなとは思いますが」とし、89点を付けた。
松本さん以外の審査員は、全員さや香に90点以上付けており、98点を付けた山田邦子さんとの点差は9点にもなった。
2番手以降はトップバッターを基準に審査
2番手以降も、トップバッターである令和ロマンに付けた点数を基準に、それを上回るか下回るかで審査していることをうかがわせる松本さんの採点に、Xでは、
「1組目の90点を基準にしっかり点数を貫いてつけていく松本人志への信頼がどんどん上がっていく」
「本人の中での判定基準がしっかりあるから絶対に審査がブレない」
「松本人志はしっかり基準点からの差を守ってる」
「しっかり基準あって納得できる」
などの声が寄せられた。
なお、以降の松本さんの点数は次の通り。カベポスター88点、マユリカ91点、ヤーレンズ93点、真空ジェシカ92点、ダンビラムーチョ87点、くらげ86点、モグライダー91点。さや香、ヤーレンズ、令和ロマンが残った最終決戦では、令和ロマンに投票している。