漫画家の倉田真由美さんが2023年12月24日にX(旧ツイッター)を更新。末期がんであることを公表している夫で映画プロデューサーの叶井俊太郎氏とクリスマスを過ごせたことへの感動をつづった。
倉田さんは23年10月にXで、夫の叶井氏が22年に末期のすい臓がんの診断を受けていたことを公表していた。その後、「早くて半年、どんなに長くても一年」と言われていたことを明かしている。
「今年も無事に...とはいえないまでも、夫とクリスマス」
倉田さんは12月24日にXで「去年のクリスマスは『これが夫と最後のクリスマスか』と思っていた。夫に膵がんが発覚し『悪ければ半年、長くても一年』と言われてちょうど半年経っていたから」と当時の心境を振り返った。「悲しい気持ちでケーキを買い、涙を堪えて食卓を囲んだのを覚えている」と明かした。
「でも、今年も無事に...とはいえないまでも、夫とクリスマスを迎えることができた」と報告。「よかった。今年のほうが去年より悲しくない」とつづり、「甘ったるいバタークリームのケーキは、甘党の夫のお気に召したようだ」と叶井氏の様子も明かしていた。
この投稿に倉田さんの元には、
「一緒にクリスマスケーキを食べる、そんな当たり前の事が出来る事だけで幸せですよね」
「心温まるお話です」
「ホロリとしながら読ませていただきました」
という声が集まっていた。
去年のクリスマスは「これが夫と最後のクリスマスか」と思っていた。夫に膵がんが発覚し「悪ければ半年、長くても一年」と言われてちょうど半年経っていたから。…
— 倉田真由美 (@kuratamagohan) December 24, 2023