首相官邸の公式X(ツイッター)が2023年12月17日、岸田文雄首相の裕子夫人が、ASEAN各国首脳の配偶者らと茶道体験する機会を設けたとし、当日の写真を公開した。
ユーザーからは、日本の女性が畳の縁をまたいで座っていることを巡り、様々な声が上がっている。
「違和感しかありません」「全く問題ないです」
12月16~18日にかけて開催された日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議。外務省公式サイトによると、裕子夫人は17日、首脳配偶者一行との昼食会を主催した後、伊藤園の協力で茶の湯の文化を紹介したという。
首相官邸は17日のXで、「岸田総理夫人は、日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議パートナーズ・プログラムを主催しました」とし、「各国首脳の配偶者の方々に、茶道をはじめとした日本文化を体験していただき、友好を深めました」と報告した。
公開した写真では、着物を着たホスト側の女性が、畳の縁をまたいで正座する姿があった。
これについて、ユーザーからは「畳の縁に座るの和文化としておかしい」「日本文化とおっしゃりながら畳の縁に座るのは違和感しかありません」「畳の縁に座っていいの??これダメじゃない?小さい頃にめちゃくちゃ怒られた」「お客様はみーんな畳の縁を踏まずにマナー守ってるのになんで1人だけこうなの?」などの指摘が多く上がった。
一方で、「全員が写真に入る・ゲストに被らない位置を指定されて畳の縁に座る事になってしまったのでは」「座った際ならへり踏んでもOK(仕方ないので)だと習った記憶ある」「座っている状態で畳縁に乗るのは全く問題ないです。仮にそれがダメなら、茶道で重要な膝行ができなくなります」といった意見も多く見られた。
岸田総理夫人は、日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議パートナーズ・プログラムを主催しました。 各国首脳の配偶者の方々に、茶道をはじめとした日本文化を体験していただき、友好を深めました。 pic.twitter.com/busYIeHxqN
— 首相官邸 (@kantei) December 17, 2023