お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之さんが若手お笑いコンビ「ミーナ」に仕掛けた、漫才日本一を決める大会「M-1グランプリ2023」を巡るドッキリがSNSで物議を醸している。
ミーナの所属事務所・ホリプロコムもドッキリに協力したと塙さんがラジオ番組で明かしたことを受け、同事務所に対する批判の声も上がっている。
「俺がやったことは最低」
2023年11月14日のラジオ番組「ザ・ラジオショー」(ニッポン放送)で、パーソナリティを務める塙さんがミーナに仕掛けたドッキリについて語った内容が、12月20日ごろからSNSで拡散し、「酷すぎる」などと物議を醸している。
同番組で、塙さんは「M-1の決勝戦で実は今年から漫才協会の枠が1枠増える」というドッキリを、2023年度の「漫才新人大賞」大賞を受賞したミーナに仕掛けたと明かす。塙さんのYouTubeチャンネルの企画だとし、ホリプロコムも協力したと話した。
塙さんは「2人とも信じたんだけど。落ちた時にネタばらしして『残念でした』みたいなことやろうと思ってた」とした上で、協力していた仕掛け人から「早くネタばらししてあげてください。もうプレッシャーで押し潰されてます」と連絡が来たと経緯を説明。しかし、ネタばらしをしなかったという。
その後タイミングを失った塙さんは、ミーナがM-1グランプリ2023の二回戦敗退した直後にネタばらしが出来なかったと語った。
「本人も意味が分かってなくて。決勝行けるって言われていたのに落ちてるし、追加合格もないし。それでマネージャーに聞いても『何だったんですかね』としか言われないから訳分かんないってなってて。それでネタばらしみたいなものもないから。この前やっとミーナを呼んで『すいません。ネタばらし』って言ったら、ブチギレられましたね」
塙さんは「ダメです。これはダメです。これはダメ。これは本当に最低。俺がやったことは最低。やっちゃった」と振り返った。