政治団体「日本保守党」代表で作家の百田尚樹氏が2023年12月16日、愛車のベンツをX(ツイッター)で公開したところ、一部から「日本の産業界にも貢献すると思っていたら、自分はベンツに乗っているとは」などとする指摘が上がった。
これに対し、百田氏は「私がベンツに乗ったら、日本の産業界の発展を妨げてるのですか。私は毎年、億を超える税金を払ってるのですが、それは貢献になりませんか」などと反論している。
「まだしばらくは乗り続けようと思った」
日本保守党は「日本の国体、伝統文化を守る」など8つの重点政策を掲げる。
百田氏は12月16日のXで「クルマがもうすぐ最初の車検。で、新しいクルマに買い換えようかなと思って見積りまで取ったんやけど......急に愛着が湧いて、まだしばらくは乗り続けようと思った」とし、ベンツのセダンの写真を公開していた。
投稿には「ベンツ、カッコいい! 百田先生に似合ってます~! ※当時、なぜ日本車じゃない?云々と意味不明なポストがありました...」とのコメントが寄せられた。百田氏は21年2月のXで、「ベンツ新型Sクラスを買うとツイートしただけで、『ビジネス保守』『愛国者じゃない』『金持ち自慢するな!』とか言う人が山のように出てくる」と購入当時の世間の反応を伝えたことがある。
百田氏は23年12月19日のXで「『ベンツに乗る奴は性格が悪い』とかいう大昔のネット記事をわざわざ挙げてきた」人物がいたとし、「そんな記事、よく見つけてきたなと思いました。すごい執念です」と応えた。