中日・片岡ヘッドが獲得に感謝した新戦力 「彼の勝負強さは本当に期待」「一番欲しいタイプの選手」

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   プロ野球中日の片岡篤史ヘッドコーチ(54)が2023年12月20日にユーチューブチャンネルを更新し、今オフの戦力補強について球団の「やる気」に感謝した。得点力不足が課題の中日は、打力アップを目的として前巨人・中田翔内野手(34)をはじめ、中島宏之(前巨人、41)、上林誠和(前ソフトバンク、28)、山本泰寛(前阪神、30)、板山祐太郎(前阪神、29)らを獲得した。

   立浪和義監督(54)就任2年目の今季は打撃陣が低迷し、チーム打率、得点、本塁打がリーグ最下位。チームもリーグ最下位に沈み、来季の課題が浮き彫りとなった。

  • 中日の本拠地バンテリンドーム
    中日の本拠地バンテリンドーム
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「課題はやっぱり野手」

   片岡ヘッドは「順位的に低いところは何か変えなきゃいけない」と主張し、「課題はやっぱり野手。得点力と言われているので、打つだけではないんですけど打つ軸というのが欲しかったところもあるので、そのへんは(球団に)頑張って取っていただいたなということですね」と語った。

   さらに「なんとしても球団もこの軸を取るんだという所でもそういうやる気というのかな、そんなのを見せてくれたと思う。ありがたい」と感謝の言葉を口にした。

   今季は打撃低迷を象徴するようにチーム本塁打がリーグ唯一の70本台(71本)だった。最多は細川成也外野手(25)の24本で、2位は石川昂弥内野手(22)の13本。主砲ダヤン・ビシエド内野手(34)は6本塁打に留まり、中田には来季、打線の主軸として大きな期待がかかる。

「1本軸ができた」

   片岡ヘッドは「彼(中田)の場合タイトルも取っているし、勝負強さとか打点。もちろん名古屋バンテリンドームは、ホームランは出にくいんだけども彼の勝負強さというところには本当に期待しています。1本軸ができたことで本当に一番欲しいタイプの選手が来てくれたということで楽しみ」と期待を寄せた。

   そして新たに加入した中島、上林、山本、板山をそれぞれ高く評価し、チーム事情にあった戦力補強ができたとした。

   片岡ヘッドは「中島選手も巨人から来てくれるけど、2人(中田・中島)の実績ある選手。優勝経験であったり優勝争いをしているチームでずっとやってくれているわけですよ。うちは10年間で1回しかAクラスに入れなかったということは、そういう経験が少ない。その辺が強いチーム、もしくは優勝争いしているチームで戦った選手、もしくはその中でレギュラーではないですけど非常にベンチの中で必要な選手。よう言うたらかゆいところに手が届くじゃないですけども、それがうちの補強ポイントというか、それにしっかりとマッチした補強をしてくれたと思います」と語った。

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