プロ野球ソフトバンクは2023年12月19日、西武からフリーエージェント（FA）宣言をした山川穂高内野手（32）を獲得したことを発表した。山川は同日13時から福岡市内で入団会見を行ったが、インターネットではアゴ髭を蓄えて臨んだ山川に野球ファンから「髭は剃るべきだったろ」などのコメントが寄せられた。
ソフトバンクは19日に公式サイトで山川の入団を発表。背番号は「25」となった。スポーツ紙の報道によると、山川は会見で「いろいろな方々の期待を裏切るようなことをしてしまって、ほんとうに申し訳なく思っております」と頭を下げ、今後は自覚ある行動で子供たちの手本になることを約束したという。
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山川穂高選手（写真：CTK Photo/アフロ）
「山川髭は剃るべきだったろ」
山川はスーツにネクタイを締めた「正装」で会見に臨み、会見の中でソフトバンクのユニフォーム姿を披露した。インターネットでは山川の会見が話題となり、入団に関して賛否の声が上がった他、一部野球ファンの間でアゴ髭が物議を醸した。
X（旧ツイッター）には「山川穂高さんの会見の第一印象 せめてヒゲ剃れよ」「入団会見の時ぐらいはヒゲを剃って清潔なイメージでくるかと思ったけど！！」「入団会見でヒゲを剃っててほしかったなとは思ったけど」「山川髭は剃るべきだったろ」「山川くん、こういった場に出て来る時は髭を剃った方がいいよ」などのコメントが寄せられた。
この日はソフトバンクの入団会見だったが、女性関連の不祥事を経ての移籍だっただけに通常の入団会見とは趣が異なったようだ。
山川は今季不祥事の影響で5月11日のロッテ戦以降出場がなく17試合の出場に留まったが、故障者特例措置に伴い国内FA権を取得。西武は宣言残留を認める方針で、交渉では単年契約と大幅減俸を提示したとみられ、山川は11月14日にFA権行使を発表。複数球団の争奪戦になるかと思われたが、FA宣言後は大きな動きはなく、この日ようやくソフトバンク入団が決まった。
複数のメディア報道によると、契約は4年12億円プラス出来高払いだという。