「取り消しの時に『本当に取り消しますか』という確認が出るように」
12月14日に改めてJ-CASTニュースの取材に応じたキロクの広報担当者によると、同意の取り消し機能が悪用される可能性を指摘されたことから、正式リリースにあたりテスト版から修正を加えている。
「不具合の修正に加え、(同意)取り消しの時に『本当に取り消しますか』という確認が出るようにしました。あまりにも気軽にスライドで取り消せるというようなことにはならないようにしています」
さらに、「まだ方向性としては固まっていない」としつつも、今後のアップデートの可能性についても言及した。
「これから弁護士に相談しながら、例えば(取り消しの際の)確認要項を増やすなど、工数を増やすことによって、あまりにも気軽に(取り消しが)できないようにする可能性はあります」
配信されたテスト版には、外国語版や既婚者を排除できる機能などの要望があったという。その上で、正式リリースを次のようにアピールした。
「(キロクによって、7月の)法改正に伴ってのトラブルを1つでも減らせればと思います。もちろん、これが完全なものというわけではないので、日々アップデートはしていきたいです。SNS等でもこれから発信はしていきますので、ぜひ、キロクに期待していただければと思います」