冬のボーナス、企業の24%「増加」だが「減少」「なし」が26% 喜ぶかトホホか、調査担当者に聞いた

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経営者は皆「従業員に報いたい」と思っている

――今冬のボーナス支給予想ですが、たとえば、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが11月に発表した調査によると、民間企業の1人当たり平均が40万1438円、前年比プラス2.2%でした。今年の春闘に賃上げ率が3.6%増と30年ぶりの高水準だったのに比べて、物足りない内容だったと調査したエコノミストは分析しています。

今回の調査結果をどうみますか。喜んでいい内容でしょうか。

窪田さん 確かに金額ベースで見ると、思ったよりはボーナスが増えていない感じがします。物価高の影響もあり、まだ経済全体を盛り上げる段階に至っていません。

しかし、「ボーナスなし」や「減少」の割合が減って、少しずつ回復の兆しが出ていることは確かです。それに、経営者たちはみな、「コロナで苦労をかけた従業員たちに、何とか報いたい」と願っている気持ちは同じです。それを春の賃上げで報いるか、夏冬のボーナスで報いるかという選択肢の違いだと思います。

来年に期待です。

(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)

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