アジアカップ優勝候補筆頭は「日本」 韓国メディアが「歴史的な上昇気流」と警戒

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   韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)が2023年12月11日、サッカーAFCアジアカップ(24年1月12日開幕・カタール)の特集記事を公開し、ライバル日本の戦力を独自分析し警戒を強めた。

   日本は11年カタール大会以来3大会ぶりの優勝を目指しており、24年1月1日にタイ代表と「TOYO TIRES CUP 2024」で対戦する。日本サッカー協会(JFA)は12月7日にタイ戦の日本代表メンバーを発表。海外組では三笘薫(ブライトン)、遠藤航(リヴァプール)、久保建英(レアル・ソシエダ)、冨安健洋(アーセナル)らがメンバー外となった。

  • W杯2次予選に出場した日本代表(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
    W杯2次予選に出場した日本代表(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
  • W杯2次予選に出場した日本代表(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

韓国は64年ぶり3度目の優勝狙う

   一方の韓国はアジアカップで1960年の韓国大会以来64年ぶり3度目の優勝を狙う。複数の地元メディアによると、12月18日に国内キャンプに参加する選手を選出し26日からソウル近郊でキャンプがスタート。本戦に出場するメンバーは12月最終週に発表される見通しだという。

   スポーツ朝鮮は、24年1月にカタールで開催されるアジアカップを控え「宿敵日本の準備が急ピッチで進んでいる」とし、タイ戦に招集されたメンバーに言及した。

「タイ戦メンバーは『完全体』ではない」が...

   イングランド、スペインなど年末に所属チームの試合が予定されている選手は除外され、上田綺世(フェイエノールト)、伊東純也(ランス)などの主力選手の一部が招集されたがメンバーは「完全体」ではないと評した。

   それでも日本はここ最近、歴史的な上昇気流に乗っており26年北中米W杯2次予選では、久保、伊藤洋輝(シュトゥットガルト)ら欧州組をベンチに温存しても大勝を収める強力な力を発揮しているとした。そして「日本は今回のアジアカップの最も有力な優勝候補に挙げられる」と指摘した。

   スポーツ朝鮮の別の記事では、24年の代表チームのスケジュールに言及。代表は1月2日にアラブ首長国連邦(UAE)に入り最終調整を行う。6日に中東のチームと親善試合を予定しており10日にカタールに入る予定だという。

   記事によると、韓国サッカー協会はアジアカップで優勝した際、代表選手1人当たり5000万ウォン(約550万円)の奨励金を支給することを決定したという。

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