「昔ながら」のおせちの将来は
一方で子どもたちは、いわゆる「昔ながら」のおせち料理を敬遠する傾向にあるようだ。
「2018年の文化庁の調査の『日本の食文化として子どもや外国人に伝えたいもの』のなかでは、正月の準備をする大人側の『正月の雑煮など、年中行事と結び付いた料理』への興味関心が27%とかなり低いデータが出ています」
いこーよファミリーラボでは、こう解説した。また、伝統的なおせち料理から和洋折衷の豪華なおせち料理に人気が移っていることに触れ、
「ますます子どもも大人も伝統的なおせち料理離れの傾向を加速していく傾向があり、ここ10年ほどでおせち離れが進み、今後も進んでいくと想定しています」
と話した。