サード転向の巨人・坂本、守備の負担減って「3000安打打てる」期待高まる

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   2023年シーズンまでに積み上げた安打数は通算2321本。阿部慎之助新監督に三塁のレギュラーを確約された巨人・坂本勇人は力の衰えが見られず、故障で戦線離脱しなければ来季も結果を出すだろう。

  • 東京五輪で活躍する巨人・坂本勇人。サード転向で「選手寿命は間違いなく伸びる」という声が出ている(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
    東京五輪で活躍する巨人・坂本勇人。サード転向で「選手寿命は間違いなく伸びる」という声が出ている(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
  • 東京五輪で活躍する巨人・坂本勇人。サード転向で「選手寿命は間違いなく伸びる」という声が出ている(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

在京球団スコアラー「選手寿命は間違いなく伸びる」

   長年守っていた遊撃から昨年のシーズン途中に三塁へコンバートされた。在京球団のスコアラーは「選手寿命は間違いなく伸びる」と断言する。

「僕も現役時代に遊撃と三塁の2つのポジションを守りましたが、体に掛かる負担が全く違います。三塁の方が遊撃より打球が速く決して簡単なポジションではありませんが、遊撃は守備範囲の広さを求められるため試合に出続けると下半身の張りがなかなか抜けない。坂本は守備の負担が軽くなったことでコンディションを整えやすくなるでしょう。あと5年はバリバリのレギュラーでできるし、通算3000安打は達成可能な数字だと思います」

   高卒2年目の08年に遊撃のレギュラーをつかみ、攻守の大黒柱として試合に出続けてきた。守備の精度が課題だったが年を重ねるについて磨かれ、打撃でも首位打者、最多安打のタイトルを獲得するなど超一流の選手に。20年には通算2000安打を達成した。だが、近年は腰痛や下半身の肉離れなど故障で戦線離脱することが増えてきた。遊撃からコンバートがささやかれる中で後継者がなかなか現れなかったが、ルーキーの門脇誠が昨年のシーズン終盤以降に遊撃のレギュラーに定着。俊足を生かした広い守備範囲と強肩で安定したパフォーマンスを発揮していることから、坂本を三塁にコンバートすることが可能となった。

   NPBのみで通算3000安打を到達したのは、歴代トップの3085安打をマークした張本勲氏のみ。オリックス、マリナーズなどで活躍したイチロー氏が日米通算4367安打は異次元の記録だが、坂本は張本氏の記録にどこまで迫れるか。(中町顕吾)

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