「何にお金を使う価値があるかって人それぞれだから」
ディレクターは「すごく記憶に残るシーンがあって、締め日に何百万円も使ったお客さんなんです。その人が帰り際にコンビニ寄って、カップ麺を買って駅に向かうところを見た時に、すごく複雑だったんです、気持ちが。『あなた今100万円使ったのに、なんでコンビニでカップ麺を買って電車で帰るんだろう?』って」と率直な感想を吐露した。
ローランドさんは「何に価値を感じるかでしょ。俺らは車が好きだから、車に大金払うじゃないですか。車に全く興味ない人からしたら無駄金にしか思われないけど。人は人だから、何にお金を使う価値があるかって人それぞれだから」と話した。
ホストクラブで数百万円を支払った客が自分自身のためにはカップ麺を買っているような光景を見た時、ローランドさんはどう感じるのかと問われると「自分の店がそういう対象であって嬉しいなって」と返答。腑に落ちていない様子のディレクターに、「それくらいの価値を自分が作り上げたものに感じてもらえているってことは、それくらいしてでも『買いたい』と思われている憧れの車でいられて嬉しいなと思う気がする」とした。納得がいかない様子のディレクターは「理解できないなあ」とこぼした。